ジンベエが魚人島でルフィたちに感謝と謝罪をしました。
感謝は、アーロンの暴走を止めたルフィと麦わらの一味に。
謝罪は、アーロンに苦しめられたナミに対して。
その時のナミが太っ腹で男前すぎてシビレるのです。
ココヤシ村での辛い過去を全て飲み込み今を生きるナミ。
逃げずに頭を下げたジンベエ。
二人とも麦わらの一味の良き仲間です。
ジンベエが魚人島で感謝と謝罪! ナミの太っ腹にシビレル~!
ジンベエの絞り出すような謝罪。
そんな謝罪を聞いても、怒りが収まらないサンジを止めたのはナミでした。
サンジ「よォし腹を切れ貴様ァ!!!・・・ちったァ ナミさんの気も紛れらァ!!!」
ナミ「やめてサンジ君!! 全くこの人悪意はなかったじゃない! 私が嫌いなのはアーロン!ーーーとにかくあんたがアーロン一味の黒幕じゃなくて良かった……だって、ルフィの友達なんでしょ? 確かにアーロン一味には程い目にあわされたけど… そんなひどい渦の中 出会った仲間もいるのよね! 全部つながって私が出来てんの!!・・・だから、私の人生に勝手に謝らないで!! 捨てたもんじゃないのよ? 今楽しいもん」
ナミさん太っ腹!
カッコ良すぎてシビレます。
こんな風にスカッと許されちゃったら何も言えません。
引用が長くなりましたが、この辺は一義一句聞き逃したくない部分。
ルフィ達との出会いが、ナミの過去を全て血肉にして人生を変えました。
現在のナミは20歳、麦わらの一味に入ったのが18歳。
それまでの8年間を元魚人海賊団アーロン一味の船長、アーロンにより虐げられた過去があります。
養母のベルメールさんも目の前で殺され、その傷は一生消えることはないと思われるほど悲惨なものです。
諸悪の根源はアーロンでも、ジンベエは責任を感じていたのです。
ジンベエが魚人島で感謝と謝罪! 再会と告白
ジンベエは『海の森』でルフィとの再会を計画していました(漫画第619話)。
全くその意図は知らないルフィでしたが、偶然にしらほし姫の願いで『海の森』に赴き再会!
途中、サンジ、チョッパー、ハチらと合流。
ナミもケイミーに連れられてやって来ました。
ジンベエ「イーストブルーにてアーロン一味の暴走をくい止めてくれた者達に対してわしは深く感謝しておった。ありがとう。改めて礼をさせて貰う。同時に謝罪もさせて欲しい・・・11年前アーロンの奴をイーストブルーへ解き放った張本人はわしなんじゃ」
純粋にジンベエとの再会を喜んでいたルフィでしたが、内容が内容なだけにちょっと重たい雰囲気に・・・。
トゲのある言葉を放ったのがサンジでした。
サンジ「言葉には気を付けろよ……!! ここにいる麗しき航海士ナミさんの故郷こそアーロンに支配された島!! 彼女自身耐え難い苦汁をなめてきた一人だ…!! 話次第じゃお前(ジンベエ)を…おれは許さねェ!!」
サンジが麦わらの一味に入った直後、ナミを救うため戦った相手がアーロンとその一味だったのです(アニメ第31話~44話・漫画第69話~95話)。
サンジは、ジンベエがアーロンの黒幕的な存在だと聞かされていました。
ジンベエが魚人島で感謝と謝罪! 王下七武海入りがもたらした悲劇
ジンベエは、政府の勧誘を受け王下七武海となりました。
政府は、強く、人望のあるジンベエを手中に置いておきたかったのです。
このことがアーロンを自由にし、ジンベエが黒幕と思われる原因になってしまいます。
政府の意に沿うことは、ジンベエとしても良しとできないことでしたが、自分が仲介になれば、魚人族と人間族の溝が少しはなくなるのではないか。
奴隷としてとらえられている仲間も恩赦で釈放してやれる。
それが、亡きフィッシャー・タイガーの願いにも沿うことになるはずだと考えたのです。
しかし恩赦には、少々の不安要素がありました。
ジンベエの弟分、『太陽の海賊団』に所属していたアーロンの事です。
アーロンは、人間を下等種族と見下し「皆殺しにしてやる」と言い切ってしまうほど交戦的で、ジンベエとは水と油。
人間の罠にはまり、命を落としたタイガーを兄のように慕っていたこともあり、仇を討とうとしますが、黄猿に捕まりインペルダウンに収監されていました。
そのアーロンも、ジンベエが七武海になった事で恩赦が与えられ解放されます。
これは確かに不安要素ですね。
それでも、ジンベエが側にいれば抑えられたかもしれませんが、袂を分かちアーロンはその一味と東の海のココヤシ村を占拠し、活動をし始めたのです。
しかも、海軍を金で買収し、ジンベエにアーロンの悪行が伝わらないようにしていました。
だからサンジは、ジンベエがアーロン一味の黒幕だと思っていたのですね。
アーロンの悪行は、とても許せるものではありませんから。
ジンベエが魚人島で感謝と謝罪! アーロンの悪行
アーロンは一味を引き連れココヤシ村を暴力で支配し、村人に貢金を要求しました。
それを払えなかったナミの母親代わりのベルメールを殺害し、ナミの才能に目を付け、測量士として半ば強引に海賊団に引き入れたのです。
しかしナミは、村人から白い目で見られながらもアーロンに従います。
それには『1億ベリーで村を売る』と取引があったからです。
ナミは、アーロンの言うことを聞いて1億ベリー貯めれば村を取り返せると希望を持ちました。
そのために、泥棒を繰り返したのです。
『泥棒猫ナミ』の由来は、ここからきていたのですね。
ですが、こんな取引に乗るなんて、このころのナミは少々甘かったようです。
案の定、アーロンは海軍第16支部のネズミ大佐を買収し、ナミが8年間もかけて貯めた金品を没収しようとしてきたのです。
まんまとナミは、アーロンに騙されました。
この辺の事情を全て理解したルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジ、黙っているわけがありませんよね。
ナミ「ルフィ…助けて…」
ルフィ「当たり前だ!!!」(漫画第81話・アニメ第37話)
この名シーンが生まれたのは、この時です。
ちなみに、この後ルフィ、ゾロ、ウソップ、サンジの4人がアーロン一味のもとへ向かうシーンがカッコイイ!
何度見もしびれるしーんです。
激しい戦いの末、麦わらの一味はアーロン一味を撃退!
ココヤシ村に平和が戻り、正式にナミが麦わらの一味の仲間になったのです。
その後、ジンベエも総舵手として麦わらの一味となります。
こちらの記事で確認ください。
ワンピース 仲間の順番!麦わらの一味の初登場アニメは何話?9人目ジンベエやビビも!
ジンベエが魚人島で感謝と謝罪!ナミの太っ腹で男前発言にシビレタ~! まとめ
ジンベエが魚人島でルフィたちに感謝と謝罪をしたことについて書いてきました。
弟分だったアーロンの悪行に、ずっと責任を感じていたのです。
アーロンの暴走を止めたルフィと麦わらの一味には感謝を。
アーロンに苦しめられたナミには謝罪。
すぱっと許したナミが気持ちが良いですね。
以上です。
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