クザン(青キジ)が黒ひげ海賊団!敵か味方か利害の一致って目的は?何がしたい?

クザンが『黒ひげ海賊団10番船船長』と判明してしまいました。

何故、ルフィの敵になってしまうのか?

まぁ、これまでも味方だってわけではないのですが。

クザンは、黒ひげと ”利害の一致” があったようです。

本当は、別に目的があるのではないか、いったい何がしたいのか。

クザンの過去の行動から、今後を考察します。

クザン(青キジ)が黒ひげ海賊団 ”10番船船長”って本当?

クザンが黒ひげ海賊団10番船船長』なのは本当です。

漫画第1081話で正式に判明しました。

アニメでは、まだ放送されていません。

 

クザンと言えば『大将』を務めた男。

世界の均衡を司る海軍の中でも最高戦力の本部『大将』です

通称 “青雉(あおきじ)”。

現元帥サカズキ(赤犬)、大将ボルサリーノ(黄猿)らと三大将をはっていたのです。

頂上戦争の際に三人がルフィの前に立ちはだかったシーンは、本当にカッコ良かった!

なのに、サカズキとの元帥の座を巡った争いに敗れ今は、黒ひげ海賊団

 

された、海軍大佐コビーを海軍中将ガープが助けに来た場面では、師匠であるガープと殴り合いの戦い。

どちら側からみてもちょっと切ないものでした。

こちらの記事で書いていますので、ご確認ください。

ガープは生きている?死亡した?クザンと激闘コビー救出!海軍の英雄伝説健在!

 

少し前のアニメ第1093話では、黒ひげ海賊団オーガと共にプリンの拉致にもかかわっていました。

ですが、あの時は『エッ!うそでしょ!』と思いながらも、プリンだって ”ビッグマム海賊団” だし、と自分を納得されましたが、まさか黒ひげ海賊団10番隊隊長とは。

しかも、堂に入っているというかなんというか…

凄く似合っているように、私からは見えてしまいました。

 

皆さんはどう思いましたか?

残念な思いをしている方も多いと思います。

信じたくない事実ですよね。

では、クザンが何故、黒ひげ海賊団に入ったのか見てみます。

 

クザン(青キジ)が黒ひげ海賊団 利害の一致?

クザンが黒ひげ海賊団10番船船長となったわけですが、そこには割り切った ”利害の一致” があったのです。

 

クザンは、酒場で黒ひげから勧誘を受け海賊団に入ったと思われます(漫画第1081話)。

しかしこれは、あくまで海賊団に入ったのであり、仲間になったわけではないのです。

言葉尻を捕らえるようでが、黒ひげの海賊団に対する考え方がこれを示しています。

黒ひげ「海賊を勘違いしてねぇか⁉ おれ達は何も仲良し軍団じゃねェぞ!!! 海賊ってのは!! 利害が一致してりゃぁいいのさ!! 自由だよなお前は・・・ 何がしたい⁉

仲間意識よりも個々の利害優先で手を組み一つの海賊団として行動を共にしているといった感じでしょう。

麦わらの一味とは随分違うように思えます。

 

ですが実際、朝から晩まで寝食を共にし、狭い海賊船のなかでの生活で、気の合わない者と共に旅ができるものなのか?

私からは想像できません。

そこを度返しにしてでも追い求める何かへの想いが強いということなのでしょうか?

 

黒ひげとしては、海軍の内情に精通し、大将の強さを持つクザンを海賊団に入れることは ”利” であるでしょう。

しかし、クザンから黒ひげと手を組むことに、何の ”利” があるのか?

黒ひげが問うたように、クザンは「何がしたい…」のか、目的は何なのか?

これに関して、いくつかの考察を上げてみます。

 

クザン(青キジ)が黒ひげ海賊団 目的を考察

ワンピースファンの1人としては、”ルフィ=正義” 的な見方をしてしまいます。

クザンの目的を考えたとき、こちらサイド(”ルフィ=正義” )にいて欲しい。

つまり、ルフィの味方でいて欲しい!

しかし現実は、ルフィと敵対すること間違いなしの黒ひげ海賊団です。

ですが、過去のクザンの行動から考え、どうしても納得がいかない!

そこで、もしこうだったら・・・と、いくつかの考察を上げてみます。

 

世界政府(海軍)の ”変革” を目的とするなら

クザンは、現在の政府の在り方を ”良し” としていないと思います。

もとは『燃え上がる正義』を掲げていクザンでした。

それが、オハラの事件を機に『ダラけきった正義』に変わったのです。

 

オハラ事件とは、22年前、禁止された ”空白の100年” の研究をしていた考古学者たちをバスターコールで島ごと焼き払った、政府による徹底的な断罪でした。

そして、何故、”空白の100年” が生まれたのか?

何故、研究してはいけないのか?

明かされてはいません。

おそらく、政府の創設者である天竜人たちに都合の悪い事なのでしょう。

 

また、現在の政府は、天竜人たちの思うままに動く組織になっています。

天竜人に天上金を払えない国は非加盟国とされ、政府の恩恵は受けられません。

このような政府に、クザンが不満を持ち、政府を変えたいという目的を持っていたら…

まずは、現政府を壊す必要があると考えるはずです。

 

黒ひげは、”黒ひげ王国” 設立を目指し、やがては世界を手中にする願望を持っています(漫画第1080話)。

その過程では、政府を倒す方向に向かうと思います。

この部分を ”利害の一致” とし、行動を共にしているという可能性はないでしょうか?

 

ですが、これでは結果的に ”黒ひげ王国” 設立に加担してしまいます。

政府の変革を目的とするなら、革命軍に入るという手もあった訳です。

そこでもう一つ、SWORD(ソード)のメンバーであったら…と考察してみます。

 

SWORDの一員で黒ひげの ”監視” が目的なら

SWORDとは、海軍に辞表提出済みの海兵の組織で、機密特殊部隊です。

ワノ国で、X・ドレークがメンバーであり、何年も海賊として潜入していることが分かりました。

 

黒ひげは、急速に力をつけ、四皇にまで上り詰めました。

当時の他の四皇、カイドウ、ビッグ・マム、シャンクスと比べても異色であり、危険性が高いことは言うまでもありません。

クザンが、SWORDであるなら黒ひげを監視する目的で海賊団に潜入した可能性があります。

 

また、スモーカーにこう言っています(アニメ第625話)。

「最初(ハナ)から… 世界政府が全てとは思っちゃいねェよ」

海軍に所属しなくても実行できる事はある 所属しねェから見えて来るもんもある……」

このことから、一旦海軍から離れ、側面から動いているとも思えます。

 

そして、一番考えたくないのは、”闇落ち” です。

 

海軍に絶望し、”闇落ち”

クザンは、海軍大将から黒ひげ海賊団10番船船長となりました。

この事実だけを見ると、クザンが ”闇落ち” したのかと疑いたくなりますよね?

黒ひげは「ヤミヤミの実」の能力者です。

黒ひげ海賊団 = 闇・・・に思えます。

 

しかし、それはないと思います。

これは、パンクハザードで、スモーカーを助けた場面です。

スモーカーが問いただしています(アニメ第625話)。

スモーカー「まさか闇に通じてる訳じゃねェだろうな…アンタ今…」

クザン「おれはおれよ…」

スモーカー「ならいい」

スモーカーの返答から、闇に通じてる訳ではないと思えます。

 

また、何故この場所がわかったのかの問いには、濁して答えていませんでした。

パンクハザードは、炎と氷で人も住めない島です。

偶然通りかかるなんてことはあり得ません。

まぁ、こんな島にしてしまったのは、クザンとサカズキなんですけどね。

そしてここでは「ドフラミンゴから目を離すな」とスモーカーに忠告までしているのです。

クザンの ”闇落ち” はないと思って良いでしょう。

 

それに、ウォーターセブンでは、ロビンの行く末を見守ると約束していましたから。

 

クザン(青キジ)が黒ひげ海賊団!利害の一致って目的は?何がしたいのか? 目的

クザンが『黒ひげ海賊団10番船船長』と判明しました。

黒ひげの海賊団に入ったことは事実でも、仲間になったわけではないのです。

”利害の一致” があり、海賊団に入ったのです。

その ”利害の一致” がどういうものなのか、目的は何なのかを考察しました。

ルフィの敵になるのか味方になるのか・・・

今後が楽しみです。

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