ワンピース ステューシーが死亡？
原作漫画第1125話では、ルッチから「殺した！」との発言がありました。
元々、ルッチの指銃を受け瀕死の状態だったのでその後が心配されてたところです。
正体は、ベガバンクの内通者で味方と明らかになったばかりなのに！
一体何者なの？と謎が多かったステューシー。
MADS時代のベガバンクによって作り出されたクローンだったことが判明しました。
母親的存在は、元ロックス海賊団のミス・バッキン。
潜伏していた政府を裏切ったのです。
年齢に関しても伏線があり、ビブルカードでは「最重要機密事項」とされています。
本当のステューシーは、何歳なのか？
能力はいまだ謎ですが、瞬時にルッチやカクを眠らせてしまほどのものです。
初登場は、”歓楽街の女王” だったステューシーを整理し、伏線の回収や考察もしていきたいと思います。
ワンピース ステューシー死亡？ ルッチ「殺した！」
ルフィら麦わらの一味は、エッグヘッドから脱出しました。
残された政府関係者の中で、ステューシーを心配する部下に対し、ルッチ「殺した！」との発言がありました(原作漫画第1125話)。
カクは、俯いています。
ステューシーは、本当に殺されてしまったのか？
皆さんは、どう思いますか？
私は、願望込みで生きていると思います。
ルッチとカクの状況から、そう思えるのです。
カクは、ルフィたちに捉えられているといった状況ですが、自分を逃がそうとしたステューシーに対しこう言います。
カク「行ってくれステューシー・・・ルッチがここへ来たらわしゃあ止めきれんぞ」
ステューシー「ねぇカク・・・私・・・」
カク「行け！」(原作漫画第1119話)
カクは、ステューシーが自分たちを裏切りはしたものの、そこには多くの葛藤があったことを理解しています。
カクが、ステューシーを殺すことはないでしょう。
では、ルッチは？
ルッチは、同僚のカクのために膝を付き命乞いをしました(原作漫画第1111話)。
しかし、マーズ聖に一笑されて終わります。
任務のためなら非道な行いもしてきたルッチにこんな心があったのかと驚いたものです。
そしてルッチも、マーズ聖には思うところがあったはずです。
このことから、ルッチもステューシーを殺したりしないと思います。
そしてステューシーは、密かに逃げ延びていると思います。
しかも、ルッチとカクの手引きで！
ただ、けがを負っているのでその辺が心配です。
ワンピース ステューシー死亡？ ベガバンクを庇い瀕死状態！
ステューシーは、ルッチの指銃から身を挺してベガパンクを庇い、瀕死状態となっています(原作第1091話)。
ステューシーにとって、ベガパンクは家族なのではないでしょうか？
出自に関してくまにこんなことを言っています。
「くま、自我のない人間と、自我のある複製人間、どちらが不幸かしら」
気になるのは、「どちらが不幸かしら」です。
私は「どちらが幸せかしら」でなかったことが寂しく感じられました。
ですが、直ぐにベガパンクが「お前は人間じゃ！」と断言していましたね。
ベガバンクにとっても、ステューシーは娘のような存在なのかもしれません。
人為的に生命を誕生させることが良いか、悪いかは、物議をかますところでしょう。
しかし、ベガバンクは「平和への大きな一歩」と信じ、それを願ってステューシーを誕生させたのです。
シャカ(ベガバンクの分身体)の話では、ステューシー自身の判断でCP-0に所属しているとのことでした。
ステューシーは、父のようにベガバンクを慕い、力になりたいと潜入したのです。
しかし、その期間は20年以上です。
ルッチやカクとも、それなりの信頼関係は築いていたはずです。
そのルッチに、親と慕うベガパンクを殺させたくはなかったのではないでしょうか。
ルッチの関連記事はこちらもあります。良かったら見てください。
ルフィvsルッチ再戦で共闘はゾロvsルッチで決着！覚醒の利点と欠点
ベガバンクの関連記事はこちらもあります。
ベガパンクの配信全文「世界は海に沈む」は “ひとつなぎの大秘宝” を手に入れる者に託される！
ワンピース ベガパンク初登場はアニメ何話？「空白の100年｣にも
ここからは、ステューシーの正体が明らかになった経緯を見ていきます。
ワンピース ステューシー死亡？ 正体はクローン！
ステューシーの正体が明らかになったのは、原作第1072話「記憶の重さ」です。
この話、思わせぶりなナレーションから入ります。↓
『たとえ世界が認めなくとも彼女はこの世に生を受けた紛れもない人間である。成功したのだ。私は核心してる。これは世界にとって平和への大きな一歩である。平和研究所MADS所長Dr.ベガパンク』
ステューシーは、バッキン(ミス・バッキンガム・ステューシー)のクローンであると明らかになりました。
バッキンは「白ひげの愛した女」発言で有名です。
元ロックス海賊団のメンバーで、MADSにも籍を置いていました。
原作第1096話では、38年前『ゴッドバレー事件』当時のロックス海賊団に、白ひげの背に乗ったバッキンが描かれています。
その容姿は、ステューシーにそっくり！
現在のバッキンは、76歳で元気の良いお婆ちゃんになっています。
年を取るのは恐ろしいものですね。
ゴッドバレー事件に関しては、こちらの記事で確認下さい。
ゴッドバレー事件 真相と新事実「先住民一掃大会」漫画、アニメ何話？
ステューシーは、MADSのクローン実験成功体第１号だということです。
初登場時点からとても怪しげな行動をとっていましたが、まさかクローンだとは。
優雅な貴婦人にも…見えましたよね。
ワンピース ステューシー死亡？ 表の顔は ”歓楽街の女王”
ステューシーの初登場は、アニメ第830話 「家族集結 開宴！地獄のお茶会」(原作第860話)です。
サンジとプリンの結婚式のお茶会に、ゲストとして登場しました。
ホールケーキアイランドの女性たちから歓喜の声で迎えられたのがステューシーです。
彼女は、裏社会の帝王たちの中で紅一点。
”歓楽街の女王” と言われています。
立ち居振る舞いは優雅で清楚。
社交性が高い貴婦人として、好印象にとらえられているようですね。
この様子から、ここには何度も来たことがあるのでしょう。
ビッグマムとも親しげに会話し、親交が深い様子がうかがえます。
ですが、海底の大秘宝に興味を示すところからは、清楚に見えても欲深いように思えました。
お茶会にルフィたちが乱入すると会場は騒然となります。
そんな中で、闇金王ル・フェルドは海底の大秘宝のひとり占めしようと動きます。
そのル・フェルドを、ステューシーは ”飛ぶ指銃” で射殺してしまったのです。
”指銃” は六式の一つで、習得にはかなりの鍛錬が必要です。
何故ステューシーが使えるのか？
”歓楽街の女王” は表の顔で、裏の顔があるのではないかと疑いが出てくるところです。
政府や海軍などが使用する特殊な体技で「指銃・鉄塊・紙絵・剃・月歩・嵐脚」の6種類。
全てを使いこなす者が「六式使い」と呼ばれる。
ワンピース ステューシー死亡？ 裏の顔は ”諜報部員 CP-0”
お茶会は、ルフィの乱入、ビッグマムの食わず嫌いで、大変なことになってきました。
正直、皆の目は、ルフィVSビッグマムに向っていたと思います。
しかしその裏で、ステューシーは、全く違う目論見で行動していました。
『CP-AIGIS0 諜報部員 ステューシー』と明かされました(アニメ第841話)。
”歓楽街の女王” とお茶会では紹介されていましたが、海底の大秘宝を探るのが任務でした。
ステューシーは、バッキンのクローンであり、裏の顔は ”諜報部員 CP-0” でした。
『サイファーポール〝イージス〟ゼロ』。
世界貴族直属の組織で、サイファーポールの最上級機関。
メンバーは仮面と白いスーツを着用。
ステューシーは、ル・フェルドを射殺するなど冷酷な判断をしますが、任務に忠実であるがためでしょう。
世界経済新聞のモルガンズを味方につけるなど、抜け目のなさも持ち合わせています。
CP-0というだけでも精鋭中の精鋭で、六式のうち指銃、月歩、紙絵(原作第1073話)を使いこなす、諜報活動のエキスパートです。
ロックス海賊団は、かつて『世界最強の海賊団」と謳われていました。
政府も目を付けていたはずです。
そのメンバーのバッキンと、瓜二つで、しかも同じ名前のステューシーが政府の機関に入れるものなのか？
何かからくりがありそう、伏線として頭に置いておきたいところです。
ワンピース ステューシー死亡？ 裏の裏の顔は ”ベガバンクの内通者”
ステューシーは、政府の諜報部員CP0のメンバーとして、ルッチ、カクと共にベガバンク暗殺指令を受け、エッグヘッドに乗り込みました。
しかしそれは仮の姿。
ベガバンクを島から逃がしたいルフィたち麦わらの一味と交戦になったCP-0。
ステューシーは、カクの首筋にかみつき瞬時に眠らせたのです(原作第1072話)。
事態に対応できないルッチも同じく眠らされます。
ベガバンクは、電伝虫で誰かに助けを求めていました。
その相手が、ステューシーだったのですね(原作第1071話)。
ステューシーの一連の動きは、焦ることもなく優雅にお色気たっぷり！
モデルが、マリリン・モンローではないかと言われているのも頷けます。
ステューシーは、二十年以上政府に潜伏した、ベガバンクの内通者だったのです。
それにしても、島に入った際、ホログラムに詳しかったり、懐かしんでみたりと匂わせぶりはかなりのものでしたが、ルッチとカクに気付かれなかったのは幸いでしたね。
ステューシーが内通者だった件はこちらの記事でも書いていますので、見てみてください。
エッグヘッド事件 裏切り者はヨーク！黄猿も？発端はベガパンク？
表の顔は、歓楽街の女王。
裏の顔は、政府の諜報部員CP0のメンバー。
裏の裏の顔は、ベガパンクの内通者。
3つの顔を使い分けていたステューシーですが、まだまだ謎多き女性です。
その一つは年齢です。
ワンピース ステューシー死亡？ 年齢はいくつなのか？
プリンのウェディングドレス姿を見たステューシーと同席したル・フェルドの会話にヒントがあります。
ステューシー「プリンちゃん奇麗。昔の私を見てるようだわ」
ル・フェルド「何十年前の話やネン」
ステューシー「死にたいみたいね」
(アニメ第832話)
女性に歳を聞くのは失礼だ…とする会話かとも思えますが、ル・フェルドは『平和研究所MADS』のスポンサーでした。
ワンピース扉絵連載で明かされています(原作第1069話)。
主に一度本編からフェードアウトしたキャラクターたちによって、本編の裏で起こる出来事を描いたサイドストーリー。
主に、各話の前に掲載。
ル・フェルドは、MADSの内情を知っているのでしょう。
これなら、MADSのクローン実験成功体第１号のステューシーに詳しくても納得できます。
「昔の私」「何十年前」等からは、ステューシーはかなりの年齢であことがうかがえます。
ステューシーは、ビッグマムと親しげに会話し「リンリン」と呼び捨てにしています。
ビッグマムは、ロックス海賊団でバッキンと行動を共にしているので、ステューシーを年の取らないバッキンだと思っているのか？
それとも、ステューシーがバッキンのクローンと知っているのか？
この辺もからくりがありそうで、ここも伏線になっているのかもしれません。
ビブルカードでは、ステューシーの年齢は「最重要機密事項」とされています。
キャラクターのプロフィール等が書かれたカード。
集めて、ワンピース図鑑を作ることが出来る。
（別名「命の紙」とも呼ばれる作中のアイテムとは別もの）
最重要機密とまでされると気になってたまりませんが、明かされるのを待つしかないようです。
ステューシーは、謎多き女性と記しましたが、”悪魔の実” に関しても明かされていません。
ですが、いくつかの考察が成り立ちます。
ワンピース ステューシー死亡？ ”悪魔の実” の能力者なのか考察
ステューシーが、”悪魔の実” の能力者なのかは明かされていません。
なので、ステューシーが、カクを倒した状況から考察してみます。
① カクに噛みついた時には、ステューシーの口から血が滴っていた。
② 黒く大きな両翼が現れた。
③ カクは、眠ってしまった。
これらのことから、悪魔の実であった場合は、以下の2種類が考えられると思います。
ヒトヒトの実、幻獣種、モデル・サキュバス
中世の伝説でにおいて、サキュバスとは女性型の悪魔で男性を誘惑し眠らせ幻想を見せるとのこと。
魅惑的なステューシーが、カクを眠らせたことと一致します。
また、神学者ルドヴィコ・マリア・シニストランは「サキュバスは悪魔ではなく、人間とは別の種類の理性的な動物」と言っています。
人間とは別の理性的な動物…私にはどんなものかわかりません。
ですが、悪魔ではなく、理性的という部分はステューシーに一致していると思えます。
ただ、サキュバスは、夢魔であり、夢の中に現れて人を苦しませるようです。
眠りから覚めたカクに、恐怖の色はなかったので、その部分からすると次にご紹介するドラキュラの方が近いかと思えます。
ヒトヒトの実、モデル・ドラキュラ(吸血鬼)
ドラキュラは、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』に登場する吸血鬼です。
劇化、映画化などにより世界的に有名になりました。
私がドラキュラを連想したのは、カクに噛みついた時の様子です。
ステューシーの歯の形状がドラキュラと類似し、口から血が滴っていました。
カクの血を吸ったと考えるとドラキュラコウモリ(吸血コウモリ)に一致します。
背中に現れた、黒く大きな両翼もそうですね。
ドラキュラコウモリは、吸血コウモリですが、正式名称はナミチスイコウモリだそうです。
”ナミ” ってとこが気になのは考えすぎでしょうか？
ブラジルや中南米では、人間のみならず、牛や馬にも噛みついて血を吸う(舐める)そうです。
また、ステューシーはとても若々しい女性です。
一説にドラキュラは、敵の若さを吸い取り、自身を若返らせると言います。
納得できますよね。
サキュバスかドラキュラか。
全く違う ”実” なのか。
ここも、明かされるのを楽しみに待つしかない部分です。
ワンピース ステューシー死亡？ルッチの「殺した」発言！正体は内通者でベガパンクの味方！年齢や初登場密話 まとめ
ステューシーは、ルッチに殺されたのか？
ルッチとカクによって、密かに逃がされたと考察します。
ステューシーの初登場は、ホールケーキアイランド編です。
表の顔は、”歓楽街の女王” 。
裏の顔は、”CP-0” 。
裏の裏の顔は、”ベガバンクの内通者” で味方。
その正体は、MADSの実験成功体第１号で、バッキンガム・ステューシーのクローンと判明。
ルッチやカクを眠らせる能力を持つが、”悪魔の実” の能力者かは不明。
年齢は『最重要機密事項』。
以上がステューシーに関して判明した事実です。
生死が気になるところですが、他にもビッグマムの対応や政府に所属できたことなど、不明点が気になります。
明かされ次第、追記していきます。
関連記事
ワンピース オープニングのネタバレからみる新章未来島エッグヘッド編
コメント