プリンを黒ひげが拉致しました。
現在は軟禁状態にあります。
プリンといえば、三つ目族の血を引き、その見た目からいじめにあった悲しい過去の持ち主。
黒ひげは、三つ目族のプリンに『ロードポーネグリフ』の解読をさせる目的で拉致したのです。
計算高い黒ひげが、その先に何を夢見ているのか？
実行犯が、クザン(青キジ)であることに少なからずショックを受けた方は多いはず。
この事件は、まだほんの触り程度しか描かれていません。
今後、どのように展開していくか整理していきます。
アニメの何話だったかも記載していきますので、もう一度見たい方は参考にしてください。
プリンを黒ひげが拉致！ その目的は？
黒ひげは、”黒ひげ王国” 建国を夢見ています(漫画第1080話)。
世界を支配するつもりかもしれません。
そのためには ”海賊王” になる必要があると考えているのではないでしょうか(アニメ第325話)。
プリンを拉致した目的は ”海賊王” になる手段の一つ『ロードポーネグリフ』の解読をさせるためです(アニメ第1093話)。
海賊王を目指す者にとっての最終地点は『ラフテル』です。
『ラフテル』とは、偉大なる航路(グランドライン)の最終地点。
そこには ”ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”が眠っているとされています。
過去、海賊王ゴール・D・ロジャーとその海賊団しか行きつけていない場所です。
『ラフテル』に向かうには、４つの『ロードポーネグリフ』を集め、解読し、進む指針を見つけなければなりません。
黒ひげは、見た目に似合わず、計画的でフットワークの良い男です。
”黒ひげ王国” の建国は、海賊島を拠点とし、着々と進められています。
『ロードポーネグリフ』は勝者島で計画的に待ち伏せし、やってきたローから写しを手に入れたと思われます(アニメ第1093話)。
４枚のうち何枚そろったのかはわかりませんが、『ロードポーネグリフ』を解読させるためのプリンはすでも拉致しています。
ここまでは、黒ひげの計画通りに進んでいるように見えますが、どうなんでしょう？
プリンは『ロードポーネグリフ』を解読するできるのでしょうか？
何故、プリンが解読できるといわれているのか、見ていきます。
プリンを黒ひげが拉致！ 三つ目族プリンとは？
プリンは ”三つ目族” で、額には ”第三の目” がある16歳の女の子。
ビッグマムと三つ目族の父を持つハーフで、シャーロット家の35女です。
三つ目族は ”第三の目” の能力で『ロードポーネグリフ』を解読できるとされています。
ビッグマムがそのことを知ったのは、プリンがある程度大人になってからです。
それまではプリンの ”第三の目” を気持ち悪がり邪険にしていました。
知ってからの手の平返しは見事だったようで、プリンを大切にしだしたのです。
嫌な感じの母親ですね。
ですが、プリンもそれを承知で自分の立場を利用していまから、どっちもどっちですね。
プリンの父親はどうしたのか？
シャーロット家の父親(マムの夫)たちは過去43人。
ビッグマムに言わせると「血の繋がりもない “他人”」だということ(アニメ第797話)。
なので、プリンの父は生死不明、所在不明と思われます。
プリンは、父親の愛情を知らず、母親には ”三つ目族” として利用されようとしていたわけです。
しかし、ワンピース作中、三つ目族はプリンしか登場していません。
『ロードポーネグリフ』を解読できるかも定かではないのです。
また、そのためには、プリンの ”第三の目” の開眼が必要不可欠なのです。
プリンを黒ひげが拉致！ プリンの能力は？
プリンは、メモメモの実(超人系)の能力者ですが、ここでの能力は ”三つ目族” としての能力ですね。
現時点でプリンに三つ目族の能力はないのです。
”第三の目” が開眼していないからです。
プリンは、現在軟禁状態にありますが、強い目つきから、気丈にこの状況を受け止めているようでひとまず安心。↓
プリン「ママが生きてたら、そんな口はきけなくなるわ！」(アニメ第1093話)
ビックマムの生存も諦めていませんね。
実際生きていたらとんでもない事になる！
プリンには悪いけど、ワノ国の地下深くで大人しくしていてほしいものです。
そのビッグマムは「プリンの ”真の開眼” はもう待てない」とカイドウに話していました(アニメ第1014話)。
プリン自身も、ハーフの自分が開眼するのか半信半疑。
黒ひげが ”三つ目族” の能力を欲している以上、能力のないプリンは危険でしかありません。
私はプリンの開眼が必ずあると思います。
その条件は、年齢なのか、経験なのか、もっと別の何かか。
いづれにしても、拉致された今の状態で開眼し、黒ひげにいいように使われたくはありません。
というか、そんなこと絶対にあってほしくない！
プリン一人で逃げることは難しいでしょう。
誰かの助けが必要です。
サンジのレディースレーダーは届かないのか？(漫画第1094話)
サンジが助けに来てくれたら、プリンは嬉しいだろうなぁ～。
プリンを黒ひげが拉致！ ”三つ目族” はポーネグリフを解読できるのか？
ビッグマムはこんなことを言っています。↓
アニメ第820話 「サンジの元へ ルフィ逆襲の大激走！」
ビッグマム「ロジャーの時の様なヘマはもうやらねェ！アイツは万物の声を聞くって奇妙な力で石を読み解いたが、ウチにもやがて同じ力を手に入れる隠し玉がいるのさ」
ビッグマムは、いずれプリンが開眼すれば、ロジャーと同じ力が手に入り、『ロードポーネグリフ』を解読できると思っていたのです。
ロジャーの万物の声を聴く能力 ＝ ”三つ目族” の能力 ＝ 『ロードポーネグリフ』の解読
ということになりますね。
ですが、レイリーは、ロジャーは文字を解読できたわけではなく、万物の声を聞けただけといっています(アニメ第400話)。
だから、ロジャーは白ひげに頭を下げて、光月おでんを仲間に借り受けたのです(アニメ第966話)。
光月家は、先祖代々石工一族であり『壊れぬ書物』として『ポーネグリフ』を作った一族。
高度な石工技術や古代文字も代々受け継がれ、おでんは『ポーネグリフ』を読むことや石に刻むことが出来たからです。
空島では、ロジャーの力で『ロードポーネグリフ』を見つけ、おでんが読み解き、ロジャーの言葉「我ここに至りこの文を最果てへと導く 海賊ゴール・D・ロジャー」を刻んだのです(アニメ第967話)。
このことから、ロジャーは『ロードポーネグリフ』を読めない。
つまり、”三つ目族” がロジャーと同じ力を持つだけだは『ロードポーネグリフ』は解読できないのです。
ビッグマムは、何かを勘違いしていたと思えますが、プリンが開眼してみないことには何とも言えないところですね。
それにしても、何故重要人物のプリンが拉致されてしまったのか？
ここにも、黒ひげの周到な計画があります。
黒ひげは、ビッグマムが不在時を狙い、クザン(青キジ)を差し向けたのです。
プリンを黒ひげが拉致！ 実行犯はクザン！
クザンがここで出てきました！
黒ひげ海賊団10番船船長となっていました。
クザンは、黒ひげ海賊団ヴァン・オーガーと共にプリンを拉致。
実行犯でした。
ショックです！
クザンは、22年前、バスターコールのかかったオハラから、友人サウロの意をくんで、ロビンを逃がしてくれた人。
また、エニエスロビーから政府の手を逃れ帰還したロビンに「宿る木が見つかったのか・・・だったら、しっかり生きてみせろ。オハラはまだ滅んじゃいねェ」とエールを送ってくれた人です(アニメ第315話 ）。
麦わらの一味とは敵対する海軍でしたが、私は好きでした。
ファンも多かったはず。
後に海軍の在り方で、サカズキともめ、元帥の座をかけた死闘にクザンは敗れ海軍を脱退しました。
海軍のトップが勝った方・・・
あまりに短絡的すぎに思えます。
モデルは、俳優の故・松田優作さんですが、脱退後の方がより似ていますね。
そのクザンが黒ひげの仲間に…信じたくない！
その気持ちからか、私はクザンが ”SWORD” なのではないかと思っています。
”SWORD” は海軍に辞表提出済みの海兵の組織で、機密特殊部隊です。
海軍上層部の命令に従う必要はない代わりに、しりぬぐいはしてもらえない。
死ぬも生きるも自分次第、といった行動形態です。
超新星、最悪の世代のひとり、X・ドレークは ”SWORD” の隊長。
メンバーにはコビーもいます。
元海軍大将時代に『ダラけきった正義』をかかげていたクザンに、ピッタリだと思います。
だとしても、クザンがプリンを拉致したことに変わりはありません。
この事件は、まだ始まったばかり。
今後の展開を注視していきたいと思います。
プリンを黒ひげが拉致！三つ目族の能力でポーネグリフの解読が目的！ まとめ
プリンは、黒ひげによって拉致されました。
目的は、プリンの ”三つ目族” の能力により『ロードポーネグリフ』を解読させれことです。
実行犯は、クザンとオーガーです。
黒ひげは、計画的に『ロードポーネグリフ』を集めています。
ですが、プリンの ”三つ目族” の能力は開眼していません。
開眼したとしても、『ロードポーネグリフ』を解読できるかはわかりません。
この事件が、これからどう展開していくのか。
クザンは本当はに、黒ひげの仲間になってしまったのか。
プリンは今後どうなるのか。
見守っていきたいと思います。
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