ゴッドバレー事件 真相と新事実 シャンクスが宝箱に!漫画 アニメ何話?

ゴッドバレー事件は、38年前に西の海の世界政府非加盟国ゴッドバレー島で勃発した事件です。

その真相は、センゴク(元海軍元帥)が語ったことしかわかっていませんでした。

しかし、原作第1079話で新事実の「先住民一掃大会」なるものが天竜人により行われていたと明かされます。

それはまるでゲーム感覚で人を殺害する「人間狩り」!!!

シャンクスが、賞品の宝箱に入れられていたのではないかともいわれています。

天竜人側からは、シャンクスの血筋と思われる、フィガーランド・ガーリング聖が ”神の騎士団” として登場しました。

刈られる側の奴隷には、革命軍発足メンバーのエンポリオ・イワンコフとバーソロミュー・くま!

そこに、ロックス海賊団、ロジャー海賊団がやってくる!

海軍からは、この事件をきっかけに「海軍の英雄」となったモンキー・D・ガープが駆けつける!

名だたる者たちが入り乱れてゴッドバレー島は大激戦区となったのです。

名前を聞いただけでもドキドキしてしまうメンツばかり!!!

そして、新たな謎、海賊島(ウイナー島)から盗まれたアレ」…が出てきました。

ゴッドバレー事件は、38年も前に起きた事件にもかかわらず今も深く尾を引き、枝葉を伸ばしています。

ここでは、漫画やアニメの何話で確認できるか、誰がどうかかわり、今後どうなるかなど整理、考察していきたいと思います。

ゴッドバレー事件  ”真相”  センゴクの言葉

これまで私たちが知り得た『ゴッドバレー事件』の真相は、元海軍元帥センゴクから語られたことくらいです。↓

真相は、ゴッドバレーにて天竜人とその奴隷達を守る為、そこに居合わせたガープとロジャーが手を組み、ロックス海賊団を打ち破った事件、それが “ゴッドバレー事件” だ」

ロックスという野心家が“世界の王”を目指し、世界の禁忌(タブー)に触れすぎた為に、その存在を示す情報は今に残らず…我々世代の一部の海兵の記憶の中に眠っている」

「 “ゴッドバレー” という地名は現在、地図には記されていない。跡形もなく消えている。
世界政府が隠したかった島が消えてなくなった

(アニメ第958話)

ロックスが加害者で、天竜人と奴隷が被害者。

ガープとロジャーが救世主のような描かれ方です。

実際、ガープはこの事件を機に『海軍の英雄』と言われています。

 

しかし、この説明からは、いくつかの疑問点が浮かびませんか?

舞台となったゴッドバレー島を、世界政府が隠したかったのは何故?

天竜人や奴隷、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、ガープが集結していたのは偶然?

ロックスが、触れすぎた世界の禁忌(タブー)とは?

疑問符ばかりの謎だらけです。

つまり、センゴクの話した ”真相” は ”結果” であり、そこに至るまでの ”動機” は明かされていません。

 

今回、明らかになって新事実は、”動機” 部分にふれています。

「ガープとロジャーが手を組み、ロックス海賊団を打ち破った」とは、政府側の一部分の ”真相” であって『ゴッドバレー事件』全体の ”真相” ではなかったことも分かりました。

では、どんな新事実なのか見ていきます。

 

ゴッドバレー事件  ”新事実” 「先住民一掃大会」

原作第1076話で、『ゴッドバレー事件』の新事実「先住民一掃大会」なるものが明かされました。

ワンピース界では有名な事件ですが、エッグヘッド編のくまの過去話から明かされるとは思いませんでした。

くまも関係者だったのですね。

 

『ゴッドバレー事件』は、38年前、西の海の政府非加盟国ゴッドバレー島で起きた事件です。

当時、ゴッドバレーでは、天竜人主催の「先住民一掃大会」が行なわれていました。

この大会は、過去3年に1度、3週間にわたり行われていましたが、現在も行われているかは不明。

 

「先住民一掃大会」とは、天竜人が政府非加盟国の豊富な資源を自分たちのものにするため、邪魔な先住民を一掃すると同時に、不要となった奴隷や犯罪者も消してしまおう! というのが目的です。

また、この大会は 天竜人がハンター。

先住民や奴隷がラビット。

ハンティング感覚のゲームであり、”人間狩り” とも呼ばれるものです。

 

今回明らかになった新事実からは、非加盟国のゴッドバレー島で、天竜人が「先住民一掃大会」と称した“人間狩り”を行っていたことがわかりました

ではここに、ロックス海賊団、ロジャー海賊団、(当時)海軍中将ガープが集結したのはなぜなのか?

 

ゴッドバレー事件  ”新事実” ロックス、ロジャー、ガープ集結

『ゴッドバレー事件』少し前、ロックス海賊団の根城とする海賊島(ハチノス)から ”アレ” が盗まれました。

ガープ曰く、盗まれた ”アレ” は、海賊島の宝でありロックスが取り返しに来て当たり前とのこと。

海賊島の ”アレ” は「先住民一掃大会」の景品、6つのお宝の一つにされていたと思われます。

 

ロックス海賊団は、盗まれた海賊島の ”アレ” を取り返しに!

何処から聞きつけたのか、ロジャー海賊団も海賊島の ”アレ” を狙って

ガープは、長年の宿敵であるロジャーを倒すために!

三者は、ゴッドバレーに集結したのです。

 

「先住民一掃大会」のことを三者は知っていたのでしょうか?

知らなかったら驚いたでしょうね、ハンター(天竜人)と逃げ惑うラビット(先住民や奴隷)でゴッドバレーはすでに戦場だったのですから。

 

もちろん「先住民一掃大会」は打ち切られますが、今度は海賊VS政府の戦場になったでのしょう。

ここでガープとロジャーは、手を組んだのではなく、先住民や奴隷を逃がすという同じ行動をとったのではないかと考察します。

見学に来ていた天竜人も助けたのでしょう。

ですが、こんな非人道的な大会をガープが許すわけがありません。

ガープの天竜人嫌いは、この惨状を目にしてから強くなったのかもしれませんね。

 

一方のロックス海賊団は壊滅

これに対し言及はありませんが、神の騎士団がかかわっている可能性があります。

 

ゴッドバレー事件  ”新事実” 神の騎士団

過去に名前だけ出ていた「神の騎士団」が登場しました。

天竜人のみで構成されており、この場合の神は、天竜人のこと

つまり、神の騎士団は、天竜人による天竜人のための騎士団です。

普段は、聖マリージョアの治安を維持していると思われ、めったなことでは表に出てきません。

立場的には、五老星と同等程度はある様子です。

 

その中心人物は、フィガーランド・ガーリング聖

ガーリング聖は、ゴッドバレーが「先住民一掃大会」の舞台にされたことに対し、異を唱えた国王を瞬時に切り殺す、といった残忍性を持っています。

そして、ロックスや海賊が上陸してきたことを知ると「海兵たちを下げて天竜人を護衛させろ‼︎神の騎士団出るぞ‼︎」と言い切り、迎え撃つ気満々!

戦闘能力にはかなりの自信をもっているでしょう。

 

原作第1086話では、現在の様子が描かれ、ガーリング聖は神の騎士団最高司令官となっています。

また「過去にゴッドバレーという土地で活躍した ”王者” 」とも紹介されていました。

何をもって ”王者” と呼ばれたのか?

ですが、それよりもっと気になるのが、フィガーランドという姓ですね。

 

『ONE PIECE FILM RED』(ワンピース フィルム レッド)2022年の映画で、シャンクスが天竜人であるフィガーランド家の血筋を思わせる五老星の発言がありました。

ガーリング聖は、シャンクスの父親なのか?

シャンクスは、ロジャーがこの事件で手に入れた宝箱に入れられていたのです。

自分の子供を宝箱に入れるなんてことするでしょうか?

 

新章に入り、シャンクスの動きも活発化してきています。

この辺のことが明らかになるのも近いのかもしれません。

 

ゴッドバレー事件  ”新事実” 奴隷くま、イワンコフ、ジニー

ゴッドバレーに連れてこられた奴隷のなかに、バーソロミュー・くま。

エンポリオ・イワンコフ、ジニーの3人がいました。

 

イワンコフとくまは、ルフィの父モンキー・D・ドラゴンと共に革命軍を創設したメンバーとして知られていましたが、ジニーもメンバーだったのですね。

 

そして、初登場のジニーは『ゴッドバレー事件』の影の首謀者なのではないかと思える人物です。

ジニーの重要な発言があります。↓

「ウチは窃盗・盗聴・通信のプロ!2週間前にこの島の情報を外に投げといたんだ!誰かが受け取ったかも!ウチらの作戦なんだけど囮が必要!」

ロックス、ロジャー、他の海賊団がぞくぞくとゴッドバレーの現れたのは、ジニーの投げた情報を受け取ったからなのです。

もし、ジニーのこの行動がなければ、くまもイワンコフも、3週間の大会期間中に命を落としていたでしょう。

そしてジニーは、最悪世代、11人の超新星の1人、ジュエリー・ボニーの母親です。

 

イワンコフの一人称は、現在「ヴァターシ」ですが、38年前は「ヴォレ」でした。

まだまだ、男性部分が強いようです。

そして、この時のイワンコフがカッコイイ!!!

 

ジニーの作戦の囮をかってでたくまに「ヒーハー!よく言ったぜくま!ヴォレがヴォ前を殺させナイ!共に出ようぜゴッドバレー!」声を掛けます。

4歳から奴隷とされ「死ぬことしか許されない」と言われたくまにとって、イワンコフの言葉はどれだけ嬉しかったことか。

この時に生まれた信頼関係が、革命軍に繋がったのでしょう。

イワンコフ、くま、ジニーは、無事ゴッドバレーから脱出します。

くまはこの時、景品のお宝 ”ニキュニキュの実” を食し、その能力で500人もの奴隷を助けます。

 

ゴッドバレー事件 真相と新事実「先住民一掃大会」漫画、アニメ何話?  まとめ

『ゴッドバレー事件』38年前、西の海の非政府加盟国で起きた事件。

真相は、センゴク曰く「ガープとロジャーが手を組み、ロックス海賊団を打ち破った事件」。

その後、新事実が明らかになった。

『ゴッドバレー事件』は、天竜人の行った「先住民一掃大会」が引き金。

奴隷として連れてこられたジニーが投げた情報を受け、ロックス、ロジャーなどの海賊団がゴッドバレーに集まった。

海賊の狙いは、海賊島から盗まれた ”アレ”。

ガープは、ロジャーを追ってやってきた。

海賊を迎え撃ったのは神の騎士団。

中心人物、フィガーランド・ガーリング聖は、シャンクスの血筋かもしれない。

奴隷だったくま、イワンコフ、ジニーは、その後、革命軍となる。

事件後、ゴッドバレー島は消えてなくなった。

今回、新事実で、事件の6割程度は明らかになったのだろうか?

いや、まだ4割か?

かかわった人物が多く、枝葉がどこまで伸びているのか想像もつきません。

今後も、新事実が明かされるごと追記していきます。

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