シャンクスが繰り出した ”かむさり(神避)” が、今後ワンピース界にどのような意味を持つのか?
古事記にも出てくる ”かむさり(神避)” は「神の死」といった意味もあります。
覇王色の覇気を纏う ”かむさり” は、親代わりのゴール・D・ロジャーから継承した技。
ここでは、”かむさり” の持つ意味を検証し、シャンクスの今後を考察していきます。
シャンクス かむさり ”かむさり” の持つ意味とは?
”かむさり” 漢字で書くと ”神避” です。
Googleで検索すると下記(↓)と出てきます。
この技の読みであるカムサリとは神が去ること、つまり「神の死」を意味している。 古事記にも登場する言葉です。神避という技名は「神でも死を覚悟して避ける」もしくは「神でも避けられずに死んでしまう」といった意味があると思われます。 あるいは「神が避けること」を「神の死」と捉えているのかもしれません。
『神』の境地に立ち入る技なのですね。
しかも「避ける」とか「死」といったおどろおどろしいもの。
私『神』とは絶対のもので、死は結びつきませんでした。
というか『神』は ”死” を超越していると思っていました。
では、ワンピース作中ではどのような意味を持つのか?
『神』というと、ルフィが ”太陽の神ニカ” となりましたね(アニメ第1071話)。
全く関係ないとは言えないでしょう。
シャンクスとルフィの関係は、こちらの記事で確認ください。
シャンクスとルフィの関係や出会い、再会はアニメ何話で実現するか?
原作第1054話では、”神の騎士団” の名前が出ました。
”神の騎士団” は、聖地マリージョアの治安を維持する組織です。
聖地マリージョアの『神』とは、その地に住む天竜人のこと。
また、”神の騎士団” の最高司令官は、フィガーランド・ガーリング聖(原作第1075話)。
映画『ONE PIECE FILM RED』では、シャンクスがフィガーランド家の血筋をひいているのではないか、と思われる五老星の発言があることから、シャンクスとガーリング聖は親子かもしれません。
このことからも、シャンクスと『神』は結びつきます。
ガーリング聖に関してはこちらの記事で書いています。
ゴッドバレー事件 真相と新事実 シャンクスが宝箱に!漫画 アニメ何話?
シャンクス 登場回一覧 アニメ何話?漫画は何巻何話?映画『RED』の情報も!
ワンピース フィガーランド・ガーリング聖 登場回アニメ・漫画は何巻何話?
シャンクスが ”かむさり” の「神でも避けられずに死んでしまう」の意味を踏まえて使うとしたら。
死を覚悟しなければならない『神』とは誰なのか?
”かむさり” から見える今後を考察してみます。
シャンクス かむさり ”かむさり” の意味から今後を考察
上記に記した通り、”かむさり” には『神』がかかわってきます。
ワンピース作中、『神』として絶対の権力を保持しているのは天竜人です。
私はシャンクスが、天竜人と世界政府を失墜させるために ”かむさり” を使うと思います。
シャンクスは、戦闘を自ら仕掛けるタイプではありません。
キッドを瞬殺したのも、見分色の覇気で、キッドがシャンクスの配下に多大な被害を及ぼす未来を見たことにより、それを防ぐためです。
また、過去にはエースとその後の世界情勢を案じ、白ひげに忠告したこともあります(アニメ第316話)。
このように、シャンクスは世界の均衡を重視する節があります。
ワンピース作中、世界の均衡をを無視し、自分者たち優位の世界政府を作ったのは天竜人です。
天竜人は、世界政府を作った20人の王の末裔として君臨し「世界貴族」とも呼ばれ、人間を見下し奴隷にし、話し声が煩いと頭を打ちぬいても罪に問われることはありません。
国民から徴収した献上金で贅を尽くした生活をおくる天竜人。
献上金が払えず落ちぶれてゆく国。
ですが、政府も海軍も天竜人を守る側であり、その最たるものが ”神の騎士団” 。
”神の騎士団” を率いるのが、血縁のガーリック聖だとしたら、シャンクスはこれを許すでしょうか?
また、天竜人が開催する『先住民一掃大会』なる競技があります(現在も開催されているかは不明)。
38年前行われたこの競技が『ゴッドバレー事件』に発展し、その宝箱からシャンクスは見つかりました。
シャンクスは、天竜人が開催する『先住民一掃大会』被害者なのです。
天竜人や政府は、シャンクスにとって許せない存在ではないでしょうか。
これらのことから、シャンクスが ”かむさり” で倒す『神』は、天竜人とそれを擁護する世界政府だと私は考察します。
そして、私はシャンクスが、ワンピース界に真の均衡の取れた世界を作る重鎮に違いないと思います。
”かむさり” は、シャンクスがロジャーから継承したものです。
ここからは、そのくだりを見ていきます。
シャンクス かむさり ロジャーから継承!
シャンクスが ”かむさり(神避)” を繰り出しました。
あのキッドが、一瞬で瀕死状態になるほどの威力は圧巻!
”かむさり” は、シャンクスが海賊王ゴール・D・ロジャーから継承した技です。
シャンクスは、ロジャー海賊団によって育てられました。
38年前の「ゴッドバレー事件」後に、その宝の中から発見されたのです(コミック40億巻)。
お宝だと思ったら、赤い髪の赤ん坊だったなんて…驚いたでしょうね。
ミルクを上げたり、おむつを替えたりしたのでしょうか?
夜泣きにも対応したのかな?
想像しただけでも微笑ましい!
ロジャーは、親代わりとなってシャンクスを育てたのでしょう。
こういった形で、生まれてまもなく海賊への道を歩んでいたシャンクスにとって、”かむさり” は身近にあったものだったのかもしね。
そして、シャンクスにしても、ロジャーにしても、名の通った大海賊であり、重要キャラでありながら、自らが剣を振るうシーンは中々でてきませんでした。
初めて明らかになったロジャーの技は ”かむさり”(アニメ第965話)。
初めて明らかになったシャンクスの技も ”かむさり”(原作第1079話)。
こうなるとネット上で、何かの伏線ではないかと話題になるのも当然ですね。
このように、親の後を継ぐかたちでシャンクスはロジャーの ”かむさり” を継承したのです。
そしてその威力は凄まじいものでした。
では、”かむさり” とはどんな技なのか?
今ある情報から詮索してみます。
シャンクス かむさり おでんが吹っ飛んだ技 ”かむさり” とは?
ロジャーの ”かむさり” が披露されたのは、光月おでんの過去編です(アニメ第965~966話)。
吹っ飛ばされたおでんは、「触れてねェ!!」と呆然!
そうなんです。
”かむさり” は、刀に覇王色の覇気をまとわせてぶつける技。
言葉にすると、とてもシンプルですが、刀と刀が交わる(触れる)ことはないのです。
”かむさり” は、覇王色の覇気ありきの技です。
呆然とするおでんに対し、ロジャーは余裕たっぷり!
白ひげ海賊団に最近入った ”侍(おでん)” がどの程度か、力を試してやろう…的な感じでしょうか。
おでんは当時、白ひげ海賊団の2番隊の隊長を任されていたほどですから、力量不足だった訳ではありません。
覇王色を持っていれば ”かむさり” は使えます。
ですが、おでんが吹っ飛ぶほどの ”かむさり” は、ロジャーのように、他と一線を画すほどの規格外な覇王色があってこそです。
カイドウは『覇気が全てを凌駕する』と言っていました(アニメ第1047話)。
まさにそれを物語っています。
覇王色自体が、数百万人に一人の選ばれた者にしか身につかない覇気です(アニメ第413話)。
覇王色のなかでも強力なものがあってこそ ”かむさり” になるのだと思われます。
シャンクスの ”かむさり” の威力も引けを取りません。
キッドに繰り出した ”かむさり” で証明されています。
こちらの記事で書いていますので良かったら見てください。↓
シャンクスがキッドを瞬殺!ドリーとブロギーも覇国で参戦するアニメ何話?
また、シャンクスは ”太陽神” の信仰が深いエルバフを訪れています。
そこで、”旧友” と再会したようですが、この時期の再会なので何かあるのではないか思われます。
こちらの記事で書いていますので、見てみてください。
シャンクス”旧友”に再会はロキ王子説が浮上!エルバフに来た目的はポーネグリフか火ノ傷の男か?
シャンクス かむさり(神避)の意味は「神の死」覇王色の覇気を纏うロジャーから継承! まとめ
”かむさり” 意味は、「神でも死を覚悟して避ける」もしくは「神でも避けられずに死んでしまう」といった意味。
シャンクスの ”かむさり” はゴール・D・ロジャーから継承した技。
ロジャーはシャンクスの育ての親。
”かむさり” は覇王色の覇気を剣にまとい、飛ばす技。
ロジャーは人並外れた強力な覇王色の覇気を持っており、それが ”かむさり”の威力に繋がっている。
シャンクスもロジャーに負けない強力な覇王色の覇気を持っている。
シャンクスは ”かむさり” で、天竜人とその政府を倒すと考察します。
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