『ワンピース』1194話では、ゾロが覇王色の覇気を扱うための『練習』を続けています。
そこで思い出されたのが、かつてミホークから教わった言葉。
「万物は不変にあらず」という1194話のタイトルとも重なる、ミホークの教えとは何だったのでしょうか?
今回は、ゾロが覇王色をどのように理解し、扱おうとしているのかを考察します。
ゾロは「覇王色を使えない」のではなく「扱う練習中」だった?
1193話でゾロは、自分の覇王色について「まだ練習中」という意味の発言をしています。
・【ワンピース1193話】ゾロの「練習中」の意味!ソマーズは練習台か?
これまでのゾロを見ると、覇王色の覇気を持っていること自体は、すでに描かれてきました。
では、なぜ「練習中」なのでしょうか?
1194話では、その答えにつながりそうな描写があります。
ゾロが思い出したのは、かつてミホークから教わったこと。
ここには、ゾロが今まさに取り組んでいる「覇王色を扱う」という問題のヒントがあるように思えます。
1194話でゾロが思い出したミホークの言葉
1194話のタイトルは、『万物は不変にあらず』です。
この言葉は、ゾロが修行時代にミホークから説かれた言葉でした。
ミホークは、物事は永遠に同じ状態ではいられない。
しかし、その中には【変わらずにいられるものが一つある】という趣旨のことを、ゾロに語っていました。
そして、その『一つ』が何を指しているのか。
今回の情報だけでは、ミホークの言葉を正確に断定することはできません。
ただ、そこには【覇王たちが持つ普遍の意思】につながるニュアンスがあります。
ただし、重要なのは「何が変わり、何が変わらないのか」という考え方です。
ゾロ自身も、現在は変化の途中にいます。
剣技も、覇気も、戦い方も、これからさらに変わっていく。
その中でゾロが身につけようとしているもの。
それが【自分の中にある覇王色を、自分の意思で扱うこと】なのではないでしょうか。
覇王色は「相手を威圧する力」だけではない
覇王色の覇気というと、相手を圧倒して気絶させるような『威圧する力』をイメージしやすいですよね。
しかし、今回のミホークの教えを整理すると、それだけではないように見えます。
重要なのは、自分自身の中にある強さを感じ取り、それを理解すること。
そして、その力を自分の意思で扱うことです。
そう考えると、1194話でゾロがしている「練習」の意味も変わってきます。
ゾロは、すでに覇王色を持っています。
ゾロ本人は、気づいていませんでしたが、ルフィ曰く「ダダ洩れしてんぞ!?」らしいです。
(漫画第1152話・アニメ未放送)
ゾロは、覇王色の覇気を無駄にしていたのですね。
つまり、覇王色の覇気とは、ただ持っているだけではダメ!
強い力を出せばいいってものでもない。
しかも、ゾロの場合は、自覚がなかったわけです。
なのでまずは・・・
- 自分の中にある覇王色を理解する
- 自分の意思で扱えるようになる
この2点が重要。
そこまでできて、初めて『扱える』と言えるのかもしれません。
そして、このゾロの『練習』を笑ったのがソマーズです。
ここから先は、ゾロとソマーズの違いが、さらに浮き彫りになっていきます。
ソマーズが笑った「扱えない覇王色」
ゾロが覇王色を扱うために練習していることに対して、ソマーズはそれを笑います。
ソマーズは、ゾロが覇王色を持っていることには気づいている。
それなのに、まだ自由に扱えないことを馬鹿にしているようです。
でも、ここは少し気になります。
ゾロは自分がまだ完成していないことを分かっているからこそ、「練習中」なのでしょう。
つまり、ゾロにとっては【できないこと】ではなく、
【これからできるようになること】です。
一方のソマーズは、相手が現在どこまで力を使えるのかだけを見て、それを笑っている。
この違いは、かなり大きいのではないでしょうか。
覇王色を『持っている』ことと、
それを『自分の意思で扱える』ことは、
同じではありません。
だからこそ、ソマーズの言葉は、結果的にゾロが今どの段階にいるのかを浮き彫りにしているようにも見えます。
そして、そんなソマーズに対して、ゾロが最後に見せたのが――
【3本の刀に覇王色をまとわせる姿】です。
最後にゾロが3本の刀へ覇王色をまとわせた!
1194話のラストで、ゾロは3本の刀に覇王色の覇気をまとわせたような描写を見せます。
ここは、今回のゾロの「練習」の答えにつながる重要な場面ではないでしょうか。
1193話では、「まだ練習中なんだ」という段階だったゾロ。
それが1194話では、3本の刀へ覇王色をまとわせるところまで進んだ。
もちろん、この時点でゾロが覇王色を完全に使いこなせるようになった、とまでは言えません。
ただ、少なくとも、
自分の中にある覇王色を、少しずつ自分の意思で扱えるようになってきた
と考えることはできそうです。
そして、ここで改めて思い出したいのが、ミホークの教えです。
強さは変わっていく。
技術も変わっていく。
ゾロ自身も、まだ成長の途中にいる。
そして、その中には変わらないものがある。
それは、ゾロの強くなるための探求心を、どこまでもそれを貫く、『ゾロの意志』なのではないでしょうか。
そして、ラストの3本の刀へ覇王色をまとわせた描写は、一歩前進したゾロの進化を表しているのだと思います。
【ワンピース1194話】ゾロの覇王色「万物は不変にあらず」 まとめ
1194話のゾロは、覇王色の覇気を『持っている』だけではなく、自分の意思で扱う段階へ進もうとしているように見えます。
ミホークがゾロに語った「変わらずにいられるもの」という教えも、今回のゾロの成長を考えるうえで重要な言葉なのかもしれません。
そして、ソマーズがゾロの『扱えない覇王色』を笑った直後、ゾロは3本の刀に覇王色をまとわせました。
まだ完全に使いこなせるようになったとは言えません。
それでも「まだ練習中」だったゾロが、自分の中にある覇王色を少しずつ自分の意思で扱えるようになっている――。
1194話のラストは、そんなゾロの変化を示す場面だったのではないでしょうか。
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