ハラルド王の『しくじり』とは何なのか!
ハラルド王は善か悪か?
矛盾だらけの光輝の王!
漫画第1151話のラスト『心優しき光輝の王のはずが!?』の意味は?
ロキが父ハラルド王を手にかけた訳は?
エルバフがひっくり返る!
ハラルド王のしくじり! エルバフにとって ”悪”
現在エルバフは、イムや『神の騎士団』により、蹂躙されかけている。
それは今後に起きるであろう ”巨大な戦い” に備え、エルバフの戦闘力を自分たちのものにするためです。
軍子「世界はある日突然消える筈だった」エルバフ制圧は”巨大な戦い”に備えてのもの!
始めは『神の騎士団』のみでしたが、なかなか進まない現状に業を煮やしたイムが軍子の身体を乗っ取るというかたちで乱入してきたと言えます。
そこで発したのがこの一言。
軍子(イム)「あの時、ハラルドがしくじらなければとうに支配できていた国…」
(漫画第1151話)
一体何のことなのか?
「あの時…」が何時だったのかも気になるところですが、ここで注目したいのは「しくじり…」です。
ソマーズ聖も同じようなことを言っていました。
ソマーズ「ハラルドの野郎…しくじりやがって…!」(漫画第1146話)
イムや『神の騎士団』にとっては、ハロルド王の犯した何らかの「しくじり…」により、自分たちがわざわざエルバフに足を運ばなめればならなくなった…ということなのか?
それらのことから、ハロルド王はイム達と手を組んでいたのかとの疑いが持たれました。
だとすると、ハラルド王はエルバフにとって ”悪” になります。
しかし、ハラルド王の成し遂げてきたことから考えると矛盾しているのです。
ハラルド王のしくじり! エルバフにとって ”善”
エルバフの巨人たちにとって、ハロルド王は平和を願う偉大な王です。
ハロルド王は、”恐れ” を取り除くために古代巨人族の名残でもある角を自ら引きちぎりました。
そして、他国との交易を重視し、”信頼” を得ようと努力もしているのです。
巨人「“戦士の国” エルバフと世界の国々を繋ごうとした心優しい光輝の王だった」(漫画第1136話)
巨人たち皆が、全幅の信頼をよせていることが分かります。
また、政府には秘密裏に、オハラの学者たちが命を懸けて守り抜いた重要な文献を保存していました。
それにより、Dr.ベガパンクは『空白の100年』や『ポーネグリフ(歴史の本文)』の研究を進められたのです。
とても、イムや政府と繋がっているとは思えません。
子供たちに対しても、『セイウチの学校』や『フクロウの図書館』を作り、”戦士” としてではなく、一般教養や歴史を身に付けさせたです。
”戦士の国” としては弱体化でしかありません。
そしてそれは、イム達にとって望むものではないのです。
彼らは、巨人族を戦闘奴隷として味方に付けようとしてるのですから、弱体化は望むところではない筈。
ハラルド王の推奨した教えは、エルバフ国民を守ることになるのです。
つまり、ハラルド王は、エルバフにとって ”善” です。
しかし、ここでもまた矛盾というか、疑問が出てきます。
それは、ロキとハイルディンの会話からです。
ハラルド王のしくじり! 2人の王子ロキとハイルディン
腹違いの兄弟であるロキとハイルディンの会話。
ハイルディン「おれはコイツを許した事ない 母を侮辱し父を殺したんだ」ロキ「…やったみろよ悲しき狂戦士…身近なドラマに酔ってるヒマがあんならよ…”森” を見ろ… まさかお前までおれが本当に殺意をもって親父を殺したなんて…思ってねェよな」(漫画第1143話)
お互いに相手をよく思っていないことは確か。
でも、だからこそ理解できる部分もあるのかもしれません。
ロキが、ハラルド王を手にかけたことは間違いないようです。
しかし、ロキに殺意はなかった。
殺したくはないが、そうしなければならない何かがそこにはあった。
その何かは、”善” か ”悪” かではくくれないものかもしれない。
また、「森を見ろ…」は、広く周りを見て自らの目で真実を見極めてほしい。
そんなニュアンスが秘められている。
それをハイルディンなら理解してくれると、ロキは信じているようです。
ロキが父ハラルド王手にかけた理由が『しくじり…』と関係していると思えてなりません。
ロキは、”呪いの王子” などと言われていますが、何故か好感が持てるタイプ。
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漫画第1151話のラストのページには、『心優しき光輝の王のはずが!?』と記されていました。
意味深すぎる言葉。
ハラルド王が、”善” なのか ”悪” なのかは、まだわからない。
『しくじり…』の意味するところが明かされた時、エルバフはひっくり返るのかもしれません。
ハラルド王のしくじり!善か悪か?矛盾だらけの光輝の王! まとめ
イムが言った『ハラルド王のしくじり』について考察してきました。
ハラルド王が、何らかのかたちでイム達、世界政府と繋がっていたことは間違いないようです。
そして、イム達にとって不都合になる『しくじり』を犯したことも事実なのでしょう。
しかし、それがエルバフにとって ”善” なのか ”悪” なのかは不明。
ロキが父ハラルド王を手にかけた訳が関係していると思われます。
それが明かされた時にエルバフはどうなるのか。
必ずや『戦士の誇り』を胸に ”ガババババァ~” と笑っていると信じたい!
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